マイクロエースのホタルイカを侵略しなイカ その2
続き
次に、ヘッドライトについて考えて見る。
純正のライト基板はちゃんとLEDできれいに光ってはいるが、やはり光の量が少ないと感じて
しまうし、しかも前照灯は黄色である。
これは何とかしなければイカんのではなイカ。・・・と思い、とりあえずライト基板でも手にとって
見てみようと分解するも、何故かライト基板がプラスチックケースと接着剤で固定されている。
京阪800系 基板製作
なんとか固まった接着剤を削り落とし半ば強引に取り出すも、その際に誤ってドライバーの先で
テール用のLEDを破壊してしまった。仕方ないのでこのまま修理ついでにライト基板の改良をする
ことにした。
ヘッドライトは先日の記事通り、光の強さを増幅できる常点灯仕様に改良しつつLEDも替えて
電流値を増やしてみた。それに伴いテールLEDも回路を変更とした。
左側が改良基板、右側が純正基板をそれぞれ搭載している車両である。テールLEDは電流値を
増やしたはずなのだが、LEDそのものを交換したからか、あまり光の強さは変わってない気がする。
とりあえず片側が終わったので、今度は反対側を一から基板を組みなおす形で改良することに。
ほぼ半日仕事で、約1cm四方の基板にお手製のブリッジダイオードやら常点灯仕様のヘッドライトやらを
詰め込みぎちぎちにくっつけてみた。当然基板裏もシリコン製品と半田がびっしりである。
左側が新規作成のライト基板を取り付けたものになる。おでこライトを常点灯仕様にしつつ、
純正品より行先表示機の光を弱くしてみた。それと標識灯も黄色く光るようにしてみたが、
プリズムや手持ちのチップLEDの都合であまり目立つように光ってはくれなかった。噂によると
実車の方は夜間走行時、特急でもないのに標識灯を2つとも点灯させているらしいので、
この辺はいずれパーツ組みなおしてでも綺麗に光らせたいところである。
それ以外の小改造箇所としては、カプラーをカトーの自連に交換している。R140以下の小半径
カーブでは純正のアーノルドのままでは厳しいということで、動力台車への取り付けでカプラーの
根っこを若干削る必要があるものの、それ以外は違和感無くすんなり取り付けることが出来た。
小型車量に対し厳つくでっかいアーノルドカプラーからすっきりとした妻面になったものの、元々
連結面はそこまで目立たないので気にするところではない。しかも連結幅が若干広がってしまい
ちょっと残念ではある。手持ちのレールやレイアウトにR140のカーブが無いのに関わらず、このような
施工をして何の得があるかは深く考えていない。
標識灯の改良の他、車幅灯の光具合や各部常点灯仕様への変更等やってみたいことは色々あるが、手持ちの
パーツやアイデアは出し切った感はあるので、暫くこれで様子見となるだろう。
「できたでゲソ! この車両をパラえもん669号と命名しようじゃなイカ!」
おわり
※追記(2014/11/18)
その後標識灯を改良できたのでもうちょっと続きます。